家族の方からいただきました。
掲載の許可を頂きましたので、以下に掲載させていただきました。
ありがとうございます!!

(ここからです)

私の考えの前提は 患者=患児+親 です。子供が病気の場合、親も ひっくるめて「患者」として扱った方が良い、ということです。この前提に基づくと、完全看護と謳った病院における面会時間は無意味になり ます。親はいつでも子供に会えるし、子供はいつでも親に接する事がで きる。

もちろんこの前提に於て、親はそれ相当の看病の為の知識を習得する覚悟が必要となりますし、病院のシステムをよく知る必要もでてきます。

病院において、その様な態度を表明した親を組み入れて看護体制を築くことができれば、具体的なモデルとして、医師・看護師・親それぞれを 正三角形の各頂点に配置し、患児を重心に据置き、三者が協力一致して 子供への医療処置にあたることができれば、子供のストレスも親のストレスも相当に緩和されるのではないかと思うようになりました。

もちろん現実には、医師・看護師にとっては仕事であり、親にとっては育児の延長線上における闘病です。この親をサポートし、医師・看護師にとっても意思疎通をなめらかに行なう手段はないかというところに、患者学があてはまるのではないか、と思えました。小児のことしか考えていなかったので、はずしていたならばご指摘戴ければ幸いです。