Vol. 4


もも通信 vol 5 を読んだ感想を頂きました

「病気になって良かった」と思う心の奥底にあるものと、
「自己満足」という言葉には(思っている事は同じなのかも知れませんが)
少し二ュアンスの違いを感じます。

病気になったことで、病友や医療スタッフ、家族、友人など色々な方々と
可也深い関わりを持つ事になると思います。
そして又、殆んどの人は今までしたことの無い経験をします。
そうしたことを通し、「それまで見えなかったものが見えるようになり・・・
よかった。」ということだと思います。

それは、
魂を研ぎ澄ませ、命をかけて、病気と闘ったり、山を乗り越えて、開眼させられたこ
と。
或いは、人格の向上を自覚出来たという喜びでもあると思います。
そこには、病気になる前に比べ、格段の高処に到達した魂を見る事が出来ませんか?

命掛けで病気と闘ったり、乗り越えるには、
お任せの治療法であれ、自ら調べ尽くす治療法であれ、
自己満足の領域というよりも、
心底謙虚になって、いろんなものに耳を傾け、心を傾けつつ、
薄氷を踏む思いで一歩、また一歩、と前進する。
だからこそ、見えなかったものが見えるようになり、
気付かなかったものに 気付くことが出来るように なるのではないでしょうか?