NBM


さて、もう NBM っていう言葉になれましたか---??

まだですよね、普通。

さて、ではどんなことなの??って話をしましょう。

今日は歴史です。

今のような病院の形態ってつい最近のことなのです。そう、一箇所に患者さんが集まる、、というようなことはあまりなかったのです。
18世紀後半になり、病院が出現しました。

また、診断器具である体温計(1700年代)、聴診器(1819年)などなど)が開発されることで科学的な根拠が出てきました。

そこで、多くの患者さんを診て、科学的な根拠を用いて、そして典型的な形(=疾患)を作り始めました。

この流れが EBM とするならば、分類することでその疾患に対する適切な治療方法が選択され、、と、いいことですね。

しかし、そのために忘れられ始めたこともあるのです。

病気を、
NBM:全人的、つまり、個人特有の身体状況から派生したもの、、とみるか、
EBM: 疾患という災難がたまたま飛び火してきた一時的な容態、、、とみるか。

あ、最終的な結論としては EBM と NBM に優劣があるのではなく、両者とも非常に大切だ、です。そして、それは血液の分野から再度始まるのではないか、、、と予感しています。